投稿者: admin

  • 無住心言術道場第062回

    無住心言術道場第62回「日本の生きる道2025/07/22日本国内での政治学的な定義の外圧とは外国ロビイストの活動である」無住心剣術の針ヶ谷夕雲先生の公共心の発露で、未だに体調は悪いですが、針屋忠道、突貫します。

     まず、超大国のジャーナリズムでは、「アメリカの政治はロビイストに食われた」との表現が昔から在ります。

     この問題では、ロビイストには良いロビイストと悪いロビイストが存在します。

    「 1、国内ロビイストは良いロビイストです。一般に、企業や業界団体、市民団体などが自国政府に対して政策提言を行う活動です。民主主義社会では必然です。

     2、外国ロビイストは悪いロビイストです。外国からの内政介入に直結するからです。(外国籍の企業、政府、あるいは団体が、他国の政策に影響を与えようとするロビー活動)」(生成AIのCopilotさんと相談)

     超大国だけで無く。現在の日本の悲惨な状況は、外国ロビイストの外圧に屈している状態です。

     超大国は、現在、国家の再建の時期に入っています。

     今回は、超大国と日本の関税はテーマとして取り上げません。

     政治学的には、日本にアジア地域の近隣諸国が及ぼす外圧の正体は、ロビイストの活動です。

     具体的には、日本の立場からは内政干渉を受けている状態となります。

     現在、日本が位置する近隣諸国では、軍事的な不安定さがあります。今回のテーマではないので詳しくは論じません。

     この結果、現在の日本では、外国ロビイストの活動が活発化しています。

     ここで、重要な点は、国内ロビイストの定義です。

     1、日本人の将来を考える、日本国内の日本人の国内ロビイストは良いロビイストです。

     2、日本人の将来を考えず。日本以外の出身国の利益や、日本人以外の民族集団の利益を、得ることを考える国内ロビイストは日本には好ましくないロビイストです。このようなロビイストは日本国内に居ても、政治学的に分類する場合、厳密には外国ロビイストです。そして、外圧、そのものであり、日本国内の国内ロビイストとは呼べないと考えられます。

     「特定の政治家の姿勢には、日本の国益よりも外国の影響を優先しているように感じられる場面があり、その在り方には疑問を呈したいと思います。」(生成AIのCopilotさんに校正を受けて少しマイルドな表現になった)

     「昭和後期の強い官僚制を支持することも、一つの選択肢であると私は考えます。選挙期間中であることを理由に、官邸主導の政治運営が停滞するのは好ましくありません。現在の政治は、行政の縦割り制という昭和後期の官僚制への批判を踏まえた立法府主導型ですが、行政主導の官僚制もまた、有効な政治運営の在り方として再評価され得るでしょう。あるいは、行政と立法のバランスを取った折衷型が、より望ましい方向性と考えられます。」(生成AIのCopilotさんと推敲)

     日本人が、日本人の生活をよくするために努力をする事は、当然です。

     日本人が、日本人のために、良い社会を作る事も当然です。

     そして、日本人が、日本という国を繁栄させる目的で協力することも必然です。

     こんな、当たり前のことを、私に言わせないでください。

     

    些かセンシティブかつデリケートな問題でもあり、今日は、この辺りで筆を置きましょう。

  • 忍峠12,004

    忍峠12,004

    シグレ「お前たち、フラクター選帝国帝国陸軍広報部から着任した、帝国陸軍広報部のジーン・ツヴァイ・セラミカ少尉と、カメラロボットだ。今後、我々は、カメラマンと行動を共にする。セラミカ少尉、自己紹介をしてくれ」

    ジーン「行動シーケンス…間違えました。えっと、私は、ヤマト領からの要請で、みなさん、「忍び峠12」の芸能活動をフラクター選帝国の国威発揚の一環として、お手伝いします。こちらは、撮影ロボットのカメラ太郎です」

    約一か月間、「忍峠12」は、ミュリンゲルン王国も含めた、大国ミドルン王国周辺の小国家の国々でパフォーマンスを行っていた。目指すは、中コモンの大国ミドルン王国の首都、浮遊都市ウダルの、「カワセミ館」のステージ!

    現在、ポルントゥ王国。首都リスリスの深夜23時25分

    ツバメ「やっぱり、忍者なんだね、私たち」

    スズメ「ポルントゥ王国の内務省の秘密文章をデジカメで撮影したッス」

    ルイ「高速の忍者走りキッツう。少しペース落としません?」

    ツバメ「追われてるのよアタシたち」

    スズメ「スピードを落としたら捕まるッス」

    ルイ「ああ、息が上がってきた…」

    ツバメ「お前は、いい加減に痩せろ!」

    ルイ「遠回しに太っているって言っている。ツバメ殺す」

    ツバメ「ルイ!スズメと一緒に忍者の自重筋トレをしているんだろう!」

    スズメ「半年近く、忍者の修行をしていなければ、戻すのは大変ッス」

    ツバメ「なんだ、あの空飛んでいる女は!また、あの女か!あの女が、現れると、いつも見つかるんだよ!」

    スズメ「コモンは、ヤマト領よりも怪しい人物が多いッス。妖怪変化の巣窟ッス」

    ルイ「相変わらず、空中で、サーフィンしていますね」

    ツバメ「げ、グリフォン・ライダーの警備隊に、あの女追われている」

    ルイ「私たちは、騎馬警邏隊に追われています。私、忍者走りで走るのが辛いので全員を口封じします」

    スズメ「ダメッス。そんな理由で、追われているからって騎馬警邏隊を虐殺してはダメっす」

    ツバメ「だから、ルイは痩せろ!お前は忍者なのにカロリー計算を考えずにコモンの美味い食い物を食っているだろう!」

    ルイ「どうします?騎馬警邏隊は、どんどん集まってきて、百人近く追ってきています?」

    ツバメ「スズメ、乱波家の忍術「壽壽眼を使え!」

    スズメ「あれを使うと、視力が一時間ぐらい0.01まで低下するッス」

    ツバメ「ルイと一緒に担いでいく。ルイ!何、食っているんだよ!ああっ、私がスズメを担いで運んでいくから使え!」

    スズメ「判ったッス。「壽壽眼!開眼点睛!」ッス!」

    突然追ってきた騎馬警邏隊の馬が足を滑らせて全員が巻き込まれて転倒して倒れてしまう。そして百人近くの騎馬警邏隊は全員転倒のダメージで動けなくなった。

    ルイ「凄まじ過ぎ、これが、乱波家秘伝の忍術「壽眼」でも、噂では、一度使うと命に係るはずでは?」

    ツバメ「スズメは特別だ!さあ追っ手は全滅した。スズメを担いでシグレ様の所に戻るぞ」

    スズメ「ううっ…眼がよく見えないッス」

    ツバメ「スズメを担ぎながら忍者走りをするのも慣れているから、任せろ」

    場面は変わって。ポルントゥ王国の下町の旅館「スーラスーラ」。

    シグレの前に、スズメ、ツバメ、ルイが集まっていた。

    ジーンは、いなかった。

    シグレ「「忍峠12」は、現在、コモンでは、少し知名度が広がってきた。ミュリンゲルン王国で、お前たちのファン・クラブが出来たようだ。女性の方が多いファンクラブだ。フラクター選帝国が独占的に提供しているSNS「LinkersPal」では、お前たち「忍峠12」は、かなり話題になっている。ルイが、アドリブで言った事でウケが取れたようだ。「彼女たちは、本物の忍者なのか?」という話題だ」

    ルイ「ヤッター!ルイちゃん、お手柄!」

    ツバメ「自分で言うなルイ」

    扉が開いた。

    ジーン「皆さん、ただいまです」

    スズメ「あ、ジーンが帰ってきたッス。こんな夜更けに何をしていたッス?」

    ツバメ「なんか、自分が可愛いからって自惚れていない?ジーン」

    ルイ「お人形さんみたいだから、髪の毛を梳かそうか?」

    ジーン「キモイから止めてください。自分のブラッシングは、自分で、できます。私は、帝国陸軍の広報部の仕事をしています。それが仕事です」

    シグレ「確か、今日も、カメラ太郎と一緒に、リスリスの夜景の撮影に行ったようだな」

    ジーン「ええ、そうです。美しい夜景です。「忍峠12」の仕事の他に、フラクター選帝国陸軍のPR用の写真や動画を撮影しています」

    シグレ「そうか。では、ジーン。何度か打診をしているが。「忍峠12」に加入をしてくれないか?コモン人の女性がメンバーに加わったほうが、「忍び峠12」に人気が出ることは間違いないだろう」

    ジーン「行動シーケンス…え、ダメですよ。私は、運動神経が皆さんのように良くないから、フラクター選帝国帝国陸軍で、広報課に務めているんですよ」

    ツバメ「確かに、アタシ達、忍者は、体育の偏差値だけが70オーバーだけれど。他の教科は基本的に偏差値28だからね。ルイはコモンの共通語が得意だけれど」

    ルイ「私だって、コモンの共通語の偏差値は高くないですよ。私の共通語の偏差値は53です。本当もっと共通語が上手くなりたいんですよ」

    スズメ「大丈夫ッス。ジーンも踊ればいいッス。一緒に教えるッス」

    ジーン「行動シーケンス…でも、踊りの才能は無いんですよ。歌も下手ですし。ですから、わたしは、皆さんをサポートする事が仕事です」

    ツバメ「でも、踊りが下手な子が居たほうがいいかもね。「LinkersPal」では私たちの踊りが上手過ぎて、気味が悪いとか、書いてあったし」

    ジーン「行動シーケンス…私にグズで、ドジで、ドベな、かわいそうな、皆さんの引き立て役をしろと言うのですか?」

    ルイ「確かに、健気なジーンが鬼嫁のツバメにイジメられているシーンを「LinkersPal」で流したら、ジーンに爆発的に同情が集まるでしょ」

    ツバメ「ルイ、その設定は、なんなんだよ!せめて鬼コーチにしろ!」

    シグレはテーブルの上の菓子皿からエクレアをとり上げた。

    シグレ「ジーン」

    シグレはジーンめがけて、エクレアを投げた。音速を超える音がした。ジーンはハッとした顔をしながら、エクレアを腕で跳ねて避けた。

    そしてジーンは背後にバック中をして身構えた。

    ジーンが跳ね除けたエクレアはルイが受け取っていた。

    ルイ「ああっ、もったいない、シグレ様、食べ物を粗末にしては行けません。私が食べますムシャムシャ。走っているからカロリー補給が必要ですよね」

    ツバメ「こんな時に食うなルイ!ジーンのあの身体能力は、おかしいだろう!」

    スズメ「確かに、シグレ様の手裏剣投げの速度は音速を超えるマッハ1.27ッス。忍者でも避けるのは困難ッス」

    シグレ「ジーン・ツヴァイ。お前は、フラクター選帝国の元老院から送り込まれたスパイだな」

    ジーン「(笑顔のまま)行動シーケンス…え、何のことでしょうか」

    シグレ「ヤマト領の忍者をナメるなジーン。既に身分照会を行った。確かにフラクター選帝国陸軍には広報課がある。そしてお前も、そこに書類上は在籍している。だが、お前の勤務記録は捏造されていた。ジーン・ツヴィ。お前はクローン人間だな」

    ジーン「ばれましたか」

    睨み合うジーンと、シグレ、スズメ、ツバメ。エクレアを幸せそうな顔で食べているルイ…。

    次回「ジーンの秘密。そして、新メンバー、ジーン・ツヴァイ加入!」

  • 針屋書店営業報告2025/07/18

    針屋書店営業報告2025/07/18

    針屋書店は、日本の参議院選挙の投開票が行われるまで、「無住心言術道場」の企画を停止します。

    「無住心言術道場」の企画は2025年07月22日から再開します。その間、他の企画は続けます。針屋書店は違法ドラッグには断固反対です。

    針屋書店代表、山田夢幻

  • 忍峠12,003

    忍峠12,003

    場面は、リニア・レールの車内。シグレは少年漫画雑誌「週刊ベアナックル」を読んで笑っていた。

    スズメ、ツバメ、ルイは、タブレット端末Fトームで、「忍峠12」のランキングを確認していた。

    ルイ「で、スズメ先輩とツバメ先輩が、収録した、ミュージックビデオの順位は、フラクター選帝国ヤマト領の「ランカーズ・チャート」で251番目です」

    スズメ「全然売れてないッス」

    ツバメ「ちっ、スズメが居るから売れないんだ。アタシだけソロデビューすれば良かったのに。スズメなんか音痴だからバックダンサーで十分よ」

    スズメ「ツバメ、酷いッス」

    ルイ「酷いと言うより最悪と言うんでしょ?この女、最悪」

    ツバメ「ルイ。後輩が、イキってんじゃないよ」

    ルイ「ふん、知らない。じゃあ、フラクター選帝国のリニア・レールの駅弁。フラクター選帝国名物の合成食、培養肉の
    ポークランチョンミート・サンドを食べますか」

    ツバメ「ルイ、お前は太っている。だから食うな。駅弁を抜け。一食ぐらい食わなくても死にはしない、そのポークランチョンミート・サンドは、脂質35gが3個入りだ、食ったら確実に更に太る」

    ルイ「失礼な。どこが、どう太っているんですか。この可愛くて楚々とした私の、どこの、どこら辺が太っているんですか?」

    ツバメ「お前は、引きこもっている間に、怠けて忍術の修行を怠り、太っているはずだ。このツバメのウエストサイズ・スキャナーでは、お前は、プロフィール写真の時よりも8㎝ウエストサイズが増えている」

    ルイ「(ぎくっ)。…一度忍者になったら、身に着けた実力と忍術は一生高い状態なんですよ。すぐにウエストも戻りますよ」

    ツバメ「ははぁん、やはり、心当たりがあるな」

    スズメ「ツバメは、無理してダイエットしているから他人に八つ当たりするッス。ルイは気にしてはイいけないッス。ルイ、狼煙家に伝わる忍術「矩」は、なんでも計測できるッス」

    ルイ「私だって、体重が増えていることは薄々感づいているんですよ」

    スズメ「ルイ、一緒に忍者の自重トレーニングに付き合うから、脂肪を有酸素運動で落とすッス」

    ルイ「あれ、ハード過ぎるからイヤなんですけれど」

    スズメ「低い強度のメニューから開始するッス」

    ツバメ「現実を直視しろ、お前はプロフィールの体重51キログラムから59キログラムに増えている。この「矩」で測れば、お前の、実は自分は太っていないかもしれない、という淡い期待は打ち砕かれる」

    ルイ「この性格最低の女には太っているって言われたくない」

    ツバメ「随分と反抗的な後輩だな」

    スズメ「ツバメ、先輩面しちゃダメッス」

    蝉川時雨「おーい、お前たち。「ランカーズ・チャート」を、今、ケータイで、操作した。ヤマト領の中で、ランキングが、二十位まで上がっているはずだ」

    スズメ「裏工作ッス」

    ツバメ「スズメ、見なよ。確かに「Fトーム」でランンキングが変わっている。私たちのミュージックビデオが、急に激売れよ」

    ルイ「確かに、Wb3ファイルの「ワタシらしくって???」が激売れです」

    蝉川時雨「そして、YHKの「お元気ですかヤマト領」で、お前たちが、ルイを連れてくる前に収録した、ミュージックビデオが流れる段取りができている」

     リニア・レールは、終点のミュリンゲルン王国に到着。

     ツバメ「外国か(デデーン)。ここは敵地だな」

     スズメ「ただの通行人しかいないッス。警戒したら逆に怪しまれるッス」

     シグレ「フラクター選帝国から、ミュリンゲルン王国のテレビ局、MKBC(ミュリンゲルン・キングダム・ブロードキャスティング・コーポレーション)に裏工作が行われている。あの噴水の前に行け、テレビ局のクルー達がいるだろう」

     スズメ「行くッス」

     MKBCの女性アナウンサー「はい、みなさんが、フラクター選帝国ヤマト領から来ました、忍者だけの期待の超新星ユニット「忍峠12」ですね。あなたが、リーダーのスズメさんですね」

     スズメ「そうッス」

     MKBCの女性アナウンサー「では、あなたたちは、本当に、あの忍者なんですか?」

     ツバメ「えっとぉ、私たちは忍者です。てへっ」

     MKBCの女性アナウンサー「本当ですか?」

     ルイ「(カメラ目線)では、私たちが、本当の忍者か当ててください。ね、皆さん?」

     MKBCの女性アナウンサー「では、「忍峠12」のデビューソング「ワタシらしくって???」です」

     スズメ、ツバメ、ルイの、ダンス・パフォーマンスが開始される。

     MKBCの女性アナウンサー「それでは、「夕暮れに会いましょう」のリポーター、シュティファーでした。ミュリンゲルン中央駅の噴水広場から、お伝えしました」 

     

     ルイ「視聴率は、どのぐらいですか」

     MKBCのテレビクルー「ああ、この時間帯の平均的な視聴率ですよ、平均視聴率にプラス0.25パーセントです」

     ツバメ「う、売れない。なぜ? なぜ? なぜ? MKBCの視聴率に何の変化もない。なぜ、ここは、爆発的にヒットしないの?」

     MKBCの女性アナウンサー「よく考えてくださいよ。ヤマト人の女性だけの歌と踊りのユニットが、コモンでウケると思いますか?」

     ツバメ「なにぃ、てめぇ、アタシの魅力が世界で通用しないと言うのかい!貫手で腹に穴開けて背骨をガタガタ言わせるよ!」

     スズメ「ツバメ、落ち着くッス。一般人に手をあげては絶対ダメッス!」

     ツバメ「だって、私は…私は、有名になって、本当の…」

     スズメ「ダメッス、それは秘密ッス!ルイに聞かれてはマズイッス!」

     ルイ「(ジト目)なんか、隠し事をして居ません?私だけ仲間外れじゃないですか?嫌だなぁ。なんか、見えない壁を感じていますよ。なんか酷くありません?」

     ツバメ「うっ、ちゅべたい」

     シグレ「コーラを飲んで、頭を冷やせツバメ。ほら、おごりだ」

     ルイ「あ、ツバメ涙目。鬼の目にも涙」

     シグレ「余計な事を言うなルイ。お前たちのコーラもある」

     ツバメ「判りましたよ。少しは頭を冷やしますよシグレ様。あーシュワーっと美味しい」

     シグレ「スズメは、軽度の言語障害があるから、音痴の事を言うな。ほらツバメ、スズメに謝れ」

     ツバメ「確かに、そうだよね、言い過ぎだった。ゴメン、スズメ」

     スズメ「いいッス。ツバメとの付き合いは長いッス。ツバメだから許すッス」

     シグレ「我々ヤマト人の忍者は、コモンのことを知らな過ぎたようだ。将軍家の、忍者マスター煉獄京様の力で、フラクター選帝国ヤマト領では、根回しと裏工作で、「ランカーズ・チャート」を上げるのは簡単だ。だが、コモンのミュリンゲルン王国ではガチで通用せん。問題だ。危うくコンサートを開く所だったが。今のままでは、チケットは全然売れないだろう」

    ルイ「なんで、私に視線が集まるんですか」

    スズメ「ルイは、コモンで冒険者をしていたッス」

    ツバメ「お前は、どんな恰好をしていたルイ?」

    ルイ「冒険者時代は、巫女服を着ていたんですよ。町ではセーターとかロングスカートとか、そんな感じですよ」

    シグレ「作戦を練り直さなければならない。「忍峠12」が、コモンでスターダムを達成するために」

    スズメ「判ったッス」

    ツバメ「ええ、必ず、スターダム達成です」

    ルイ「ピココと、レニー、サイに再び会うために」

    「次回、フラクター選帝国本国からカメラマン到着。ジーン・ツヴァイとカメラ太郎登場」

  • 忍峠12,002

    忍峠12,002

    video
    play-sharp-fill

    スズメ「シグレ様は酷いッス。いきなり歌と踊りのミュージック・ビデオの収録ッス。その後に、こうしてルイの家の前に居るッス」

    ツバメ「やっぱり、わたしって、生まれつき歌の才能が在るのね。カラオケマシーンの高得点は伊逹じゃない。音楽は通知表でいつも5だし」

    スズメ「ルイは、忍者高校の一歳後輩ッス。引きこもっているって本当かねッス」

    ツバメ「アイツさ、コモンの共通語が得意だからって、絶対鼻にかけているよきっと。外国の任務で、ミドルン王国の機密情報を手に入れて帰ってきて、手柄立てているからってさ。超S級のミドルン王国の機密情報って、どんだけ凄い秘密よ」

    スズメ「チャイム押すッス。しんどいッス」

    ルイの母親「誰ですか」

    スズメ「上忍の蝉川様から、任務が下りましたッス。ちょっと、そちら様の、お子様を、お借りしますッス」

    ルイの母親「自分で来なさいよ、あの女。時早見の力で、二十代前半で上忍に抜擢されて、ちょっと何様のつもり。うちの子に限ってって思っていたのにルイは引きこもりになって、ええい」

    スズメ「蝉川様から、手土産ッス。粗品ですが「尾上屋」のスイカ・クリームの「丞恕スイカ」ッス」

    ルイの母親「そんなもの要りません。なんで、蝉川様が直々に来ないのですか。ルイをコモン送りにしたのは蝉川様です」

    スズメ「上忍の蝉川様から、ルイを、任務に参加させるように命じられたッス」

    ツバメ「ルイが半年近くヘタレて、引きこもりになっていることは知っています」

    ルイの母親「とにかく上がってください」

    スズメ「ここがルイの部屋ッス」

    ツバメ「なんか、このあたり急に臭くない、お母さま開けます」

    ルイの母「この子は、半年近く、部屋に引きこもっているんですよ。部屋に入れてくれなくて部屋の前に置いた、ご飯を食べて、忍術で、いつの間にかトイレに行って」

    ツバメ「臭っさ。ルイ、あんた、どのぐらい、お風呂に入っていないのよ?」

    ルイ「入ってくるな」

    スズメ「ルイ、忍者の任務が下ったッス。スズメ達と一緒に来るッス」

    ルイの声「全部スルーする」

    ツバメ「あんたね、忍者が、任務の選り好みが出来ると思うのかい。忍びの道をナメんじゃないよ」

    ルイの声「忍者辞めたい」

    ツバメ「こいつ、殴る」

    スズメ「ツバメ止めるッス。話し合うッス」

    ツバメ「止めるな、スズメ」

    スズメ「ルイは、なんで引きこもっているッス?」

    ルイ「お前達には言わない」

    ツバメ「ルイ、拷問に掛けるぞ、判ってんのか?そして白状させる」

    ルイの母親「最初、ルイが帰ってきてから、突然泣き出して。冒険者パーティで知り合った友達達を裏切ったって言って、そのまま引きこもっているんですよ」

    ツバメ「は、あんた、潜入していた冒険者のパーティの連中達を友達と思っているのか。バカじゃねぇの?」

    スズメ「ルイが、引きこもっていて、その冒険者の友達たちが、良いと思うッスか?」

    ルイ「確かに、それは、そうだけれど、騙しているでしょ」

    ツバメ「スズメ、こういう粘着質のウジウジ女はヤキを入れて判らせるんだよ」

    ポキポキ(指を鳴らす音)

    スズメ「確かにルイを任務に入れるために騙しているッス。でも、友達たちと会えることは本当ッス。テレビに出て「忍峠12」がコモンで有名になれば、必ず、ルイを冒険者の友達たちが見つけてくれるッス」

    ルイ「だって、ピココも、レニーも、サイも、私が、フラクター選帝国の忍者だって知ってるもん、もう会えないし、どんな顔して会えって言うの?裏切ったことを許してくれないもん…ずずっ」

    ツバメ「鼻水すするな。お前みたいな、ぶりっ子は、必ずウソ泣きの時は「ぐすん」って言うんだよ。あーイラつく」

    スズメ「止めるっすツバメ。ルイ、思い返すッス。そのピココもレニーも、サイも、本当の友達ならば、謝れば、きっと、許してくれるッス」

    ルイ「…確かに、そう考えれば、ピココも、レニーも、サイも謝れば許してくれるかな…」

    スズメ「シグレ様が責任者を務める「忍峠12」の任務は、コモン中で、芸能活動を行うユニットッス。

    この任務に参加していれば、必ず、冒険者のパーティの友達たちと会えるッス」

    ルイ「…判った。行く」

    ツバメ「来い、ルイ。その臭い身体を洗ってやる。お母さん、風呂場はどこですか?」

    ルイ「痛たたたた、髪の毛を引っ張んないで!」

    急に笑顔のルイの母親「はいはい、ルイの忍者スーツを用意します」

    場面は変わって、「忍者屋敷ドンデン返シ」

    蝉川時雨「ほう、スズメ、ツバメ、鏑流射を連れてきたな。でかした。これから、フラクター選帝国から、コモンの全ての国を行脚するコンサート・ツアーに出かける」

    ルイ「よろしくお願いいたします。蝉川様」

    蝉川「任務に参加できるなルイ」

    ルイ「はい、蝉川様」

    蝉川時雨「スズメとツバメは、シグレと呼んでいる。名前で構わん」

    ルイ「判りましたシグレ様」

    スズメ「シグレ様。その恥ずかしい恰好、何なんッス?」

    蝉川時雨「この恰好は、「忍び峠12」のプロデューサー「SIGURE(*’ω’*)」の姿だ。この恰好で、私はコモンに行く」

    スズメ「四人目は誰ッス?」

    蝉川時雨「実は、アテが無い」

    ツバメ「まさか、シグレ様、無計画だったのですか」

    蝉川時雨「そうではない。だが、若いくノ一達が、急に全員、任務中になってしまった。当初の予定では、四人目は、メガネ系のくノ一を加入させる予定だった」

    スズメ「スズメだって嫌っッス」

    ツバメ「シグレ様」

    蝉川時雨「なんだ、急に肩を揉んで、何を媚びへつらっているんだツバメ」

    ツバメ「シグレ様、スズメはリーダーの仕事で、やる気が無いようですよ?そろそろ、ツバメが、リーダーをする番じゃないでしょうか?」

    蝉川時雨「考えておく」

    ルイ「カッコ悪ぅ」

    ツバメ「ルイ、あんたね、アタシたちが、引きこもり地獄から救い出してやったんだ。もっと感謝しな」

    蝉川時雨「既に、リニアレールのエコノミークラスのチケットは取ってある。行くぞ、お前たち。丞恕駅を12:12分に発車する。乗る」

    スズメ「ガッテン承知ッス」

    ツバメ「ツバメのメジャーデビューのサクセス伝説の第一歩ですね」

    ルイ「ピココとレニーとサイに、また会う」

    ネクスト・ドラマ「ミュリンゲルン王国到着。全然売れない忍び峠12! さあ!目立つんだ!」

Hide picture