無住心言術道場第45回「大学以上のカリキュラムの構造と、細分化と、一般的な大学の概論的な知識を、どのように身に着けるか」世界の中の「大学以上の知識が専門過ぎて、良くわからん!」と、途方に暮れる人たちの悩みを粉砕するために、針屋忠道、無住心剣術の精神で突貫します。
最初にビビるような内容から書いていきますが。大学を出ていない人も、大学で何を教えているのかを判るように説明していきます。
大学以上になると、単位を習得するべき科目の数が、何倍にも増えます。それまで、高校までは、教科の名前は、少ないはずです。ですが、大学以上では、単位は原則的に半年間の講義スケジュールで二単位が日本の大学では一般的です。
これで、ビビる人達も多いと思います。
ですが、ビビる必要はありません。
基本的には、大学以上のカリキュラムは、高等学校までのカリキュラムの延長線上で繫がっている場合がほとんどです。
もしくは、高等学校まででは、暗記で覚えることを前提としていた内容を更に詳しく、理解型の知識で教える形で説明する場合もあります。
ですが、理解型では、教える内容の知識量が減る問題が在ります。近代的な政治学の古典であるジョン・ロックの「統治二論」の専門家が、「統治二論」を教えようとした場合。政治学の知識としては、「統治二論」と関連する知識は教える場合が多いと考えられますが。政治学の全体を対象とする、全体的な概論は基本的にはカバーしきれません。
大学の知識は、膨大になるため、個人では、カバーしきれないと考えるべきです。
大学での人達は、色々な事を知っていると、大学を出ていない人達が、悩む必要はありません。
教養学部は、リベラルアーツ(自由で、理系、文系、社会科学系などの垣根のない学問の考え 方、特定の専門分野に偏らず、多角的な視点を養うことを目的とした教育である )と呼ばれる幅広い知識を学びますが。
大学を出ていない人達が、ビビる理由は。一昔前は、大学を出た人達が、新聞や雑誌に乗っている情報を、詳しく、専門用語で、説明するところにあると考えられます。
種明かしをすると、理系でも、文系の記号論とかを一昔前の人達が知っていた理由は。有名な研究や、学問分野は、知識として、詳しく理解していなくても知っている場合が多いからです。
ソシュールは知っていても、ロラン・バルトを知らない場合などの、知識の深さの問題が在ります。
もちろん、理系の人が、少し記号論を勉強すれば、ロラン・バルトが出てくるので知識としてストックされます。
では、「大学の講義と呼ばれる科目や授業の内容を10種類に分類」すると。
1、高校までのカリキュラムから発展していく、大学の講義(この場合、大学で入学した学部ごとに知識のバラつきが出てくる)。
1-1、高校までの内容で、暗記前提で大学の入学試験を受ける形の知識を、より深く、教える場合(全体を把握するための概論と、専門的な各論の2つの場合が在る)。
1-2、高校までの内容から、新しく、付け加える形で、大学以上で学ぶ知識を、教える場合。発展と呼ばれる場合も在る(全体を把握するための概論と、専門的な各論の2つの場合が在る)。
2、高校までの知識を必要としないで、いきなり新しく教える知識の講義(この場合でも、高校までの知識と関連が、必ず、どこかである場合が殆ど)。(この場合でも全体を把握するための概論と、専門的な各論の2つの場合が在る)。
3、大学の教育者の自身の専門分野を、そのまま、自身の研究の成果として教えるタイプの講義。この場合、専門性が強く難易度が上がる場合もあるが。基本的には、今までの高校までの内容や、大学の学部の関連する知識で、何とかなる場合が殆ど。
4、この中に、討論型の講義は含めていないが、講義の中で教育者が学生に質問をして、学生自身の意見を求めたり、知識の確認を共有することは在る。別に点数に直結しない場合が多いので、学問の世界を味わう意味では、大学教育らしい面が在る。
5、自身の考えを、個人やチームで、グループワーク(協同学習)として、まとめて、話す形で行うタイプの講義も存在する。指導を教員から受ける、卒業論文や、卒業研究も含める。
6、高校までの知識が欠落している事を補う復習や補習の講義もある。そして大学の内容に繋げる。
7、フィールドワーク型。大学の中から出て、実際の社会や、地層などや、産業施設などを見て、学問の知識と現実世界をつなぐ講義。
8、科学実験。
9、コンピュータ科学の説明や、情報機器のハードウェアの使い方であるリテラシー。実践的な実際にプログラムを書く講義(難しいプログラムではないから、ビビらなくて大丈夫です)。
10、日本では体育も含める。
今回のテーマは、大学に入ってから、混乱する人たちと、大学で何をしているのか判らずビビっている大学を出ていない人たちの悩みを粉砕するために書きました。
要点は、概論型の演繹法と各論型の帰納法の使い分けです。
「大学教育のカリキュラムを把握する際には、概論型の演繹法と各論型の帰納法を適切に使い分けることが重要である。個別の各論型の知識で理解が不十分な部分があっても、演繹法を用いることで学部・学科単位の概論を把握し、全体像を理解することが可能となる。この場合、学問全体の概論ではなく、大学教育の学部・学科単位での概論を重視することで、専門分野の体系的な理解が深まる。(この部分は生成AIのCopilotさんに校正してもらっている)」
では、今日は、このあたりで筆を置きましょう。