「AIアートに吠えろ!雄叫びの講義004画像生成AI時代の3Dモデリングの必要性としての画像生成AIとオープンソースの高機能3DソフトウェアBlenderの協同作業」
まず、3DCGを行っている人たちや、3DCGを職業としようとしている人たちは、現在、動画生成AIにビビりまくっていると思います。今回は、3Dモデリングの将来性と、変化を論じていきます。
私も、当初は、動画生成AIが、良くわからなかったことも在りましたが。
YouTubeの動画で、3Dモデリングで作ったポリゴンの街の風景から、画像生成AIを用いて、綺麗な風景画や、海底の神秘的な水没都市を同じポリゴンモデルから画像生成AIで行う実験を見ました。
この動画の中では、ポリゴンモデルを綺麗な風景画のように作成する手順を「AIによるレンダリング」と呼んでいました。
少し、3Dソフトウェアでポリゴンモデルの勉強したり、ゲームなどで3Dゲームなどの仕組みに詳しい知識を持っている場合、レンダリングは、何であるか判ると思います。
結論を先に書けば、3Dモデリングの専門家の仕事は無くならないと考えられます。
少し前に、YouTubeの動画では、画像生成AIが作り出した、キャラクターをポリゴンモデルにする、技術が紹介されていました。
この技術は、3Dモデリングの専門家には、ポリゴンモデルの作成の時間を減少させる効果が在ります。
創造的な芸術の仕事に生産性という、言葉を持ち込むことは、生臭い話ですが、将来的には、3Dモデルの作成の時間が大幅に短くできると考えられます。
A、生成AIによるレンダリング←ポリゴンモデルの微調整やデザインの変更⇔画像からポリゴンモデルを作成する。
B、生成AIによるレンダリング←画像からポリゴンモデルを作成する。
C、生成AIによるレンダリング←過去に作成したり現在作成したポリゴンモデルの微調整やデザインの変更。
他にも新しい技術は出てくると思います。
現在進んでいる、生成AIを用いた3DCGのモデリングの技術は、このような状況だと考えられます。
この場合、3DCGのモデリング作業の専門家は、従来よりも多くの3Dモデリングが可能になります。
では、少し、現実的な、職業の問題を論点としましょう。
動画生成AIの発達で、映画俳優の仕事が無くなるのか。と考えた場合。
全然、そんなことは在りません。
現在でも、3DのCGを実写の映画では使って、映画俳優も、人間です。
従来の技術で、合成の技術を使えば、簡単に、コンピュータ上で3DCGと人間が一緒に共演するシーンの合成が可能です。
そして、画像生成AIでも、全ての人間を、生成AIが作成する画像の中に写真から取り込むことも可能です。正確には画像ファイルの人間の画像からですが。
このような、現実世界で生きている、もしくは生きていた、人間の写真を取り込んだ画像ファイルを、生成AIを用いて動画として動かす。このような流れは、今後一般的になると考えられます。
新しい芸術表現です。
最初期の映画の始祖であるリュミエール兄弟たちの逸話が思い出されるように、現代の世界では、世界の多くの人達が、画像生成AIや動画生成AIを用いた、芸術的な表現で取り組んでいます。
映画俳優の役割は無くなりませんが。
低予算でも、現在の大作と呼ばれる映画の水準が再現できる時代へ向かうと考えられます。
このような、現実の人間を、3Dのポリゴンモデルとして、Blenderなどの3DCGの制作ソフトに取り込んで、現実では不可能な、アクションシーンや、ファンタジーのシーン、SFのシーンを作成することが今後、考えられます。
このような取り組みは、既に、YouTubeでは、世界的に始まっている事が発信されています。
従来型の、3DのCGでは、人的な労働力と、クリエーターの能力に大きく左右される面が強いと考えられます。
ですが、生成AIを使うことで、今までは不可能だった3DCGの動画を作成することができると考えられます。
世界の多くの人達の、想像力に翼を与える、時代が始まっています。
世界各国の生成AIの技術者の方々や、創作活動のフロントランナーの方々の恩恵を受けている私、山田夢幻は、頭を下げる状態です。
謝辞と共に、では、今回の第004回の講義を終えます。