構造主義社会学

　混迷する、現代の国際社会、自国の社会を読み解く、学問的枠組みの一つの選択肢として。

　標準的なソシュール記号学、ロラン・バルトの「コード」の概念を発展させ。

　通時態としての世界史。世界各国の国民国家の歴史。そして現在我々人類が立っている「現在」である、共時態。

　人間がヒトゲノム的に規定されるランガージュに基づく、世界各国の国民国家の文化であるラング。

　そして、国民国家の文化としてのラングと、国民国家の成員である個人のパロールの関係。

　国民国家の文化であるラングの危機と、現在の混迷した現状。

　この「構造主義社会学」では、国民国家の文化である「ラング」を三つの階層に分類する構想の提示を行う。